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高校サッカー選手権大会 準決勝@国立 [高校サッカー]

 寒い中、国立競技場に全国高校サッカー選手権大会準決勝の試合2つを観戦しに行って来ました。夕べ天気予報を見て、何度も何度もどうしようか迷ったのですが、Jリーグ開幕戦までまだあと2か月あると思うと、その長さに耐えきれず生の試合がどうしても見たくて、年末に引き続き高校サッカーの観戦となりました。

 まず第1試合は昨年の覇者である鹿児島実業高校対遠野高校の試合です。家を出るとき、ぐずぐずしてしまったので5分ほど遅れて到着。いつも国立は信濃町駅から下車して青山門から入るのですが、バックスタンドの真ん中は高校の応援席となっていました。その隣にあたる遠野側自由席に座って観戦です。

 Jリーグやユースの試合と違うのは、応援席の雰囲気かな。ブラスバンド部が応援曲を演奏し、在校生や父兄・卒業生らしき人々がメガホンやパコパコなる空気の入った長い棒(名称不明)を持って賑やかです。鹿実のほうはチアリーダーさんまでいました。

  遠いほうの赤い応援団が鹿実、手前の青い方が遠野です。よ~く見ると・・・

河童が一匹
二匹目発見
選手集団の中に、ちっこいのもいました。
これが噂の遠野カッパでしょうか。
 その他鳥?のような姿の着ぐるみとか。なまはげ??みたいな格好の人たちとか。もしかしてこれは遠野高校名物だったりして・・・
 応援は、どっちも負けてませんね。テレビで見る高校野球の応援みたいで、これが学校対抗なんだなと、感じました。甲子園とまったく違うのは季節が逆だってことでしょうか。

 
  鹿児島実業側の方がカメラマンが多くて、なんだかこれが勝敗予想を象徴しているのかと、驚きましたが、後半もこっち側の方が多かったので、単なる逆光を避けていただけかもしれません。今日みたいに日射しがガンガンだと北側のゴールキーパーはさぞまぶしいでしょうね。
 試合は、圧倒的に鹿実にチャンスがあり、この日主力3人が出場出来ないという遠野は、前半終了間際まで頑張って0-0で戦っていました。しかしハーフタイムに入る直前に1点を奪われてしまいました。後半にDFが相手の目の前にクリアしてしまい2点目ゴール。遠野のGKナイスセーブの連続でしたが、最後にとどめの3点目を入れられてしまい、カッパさんたちの応援もむなしく準決勝で敗退となりました。鹿実の大会無失点というのはすごいですね。
 準決勝で敗れると3位としての表彰式があるのですね、これは知りませんでした。鹿児島実業はFC東京の藤山竜仁選手の出身校でもありますし、若手ではル・マンの松井大輔選手がここから巣立っています。

 続いて第2試合は、野洲高校対多々良学園です。多々良学園は経営破綻など学校の事情もあり、なんとなくこちら側を応援しながらの観戦でした。この試合での注目の選手はジェフに入団が決まっている野洲の青木選手と、リベリア人のお父さんがいる多々良のハウバート・ダン君でしょうか。
←選手入場の写真
両校の応援は、さっきの試合と比べると地味です。
 前半は、それぞれチャンスもあったのですが、生かし切れず0-0で折り返しました。後半は早い時間に野洲が先制し、リードを守りきりました。終了間際は怒濤のような攻めを見せた多々良でしたが、惜しい場面続出でも決定力を欠き残念ながら、決勝には進めませんでした。
 ゴールは1点でしたが、野洲高校の選手はヒールキックを何度かやってました。Jリーグの試合だと一試合に1回ぐらいしか見ないのですが、今日はおおっと周りからも歓声があがり、2試合見た甲斐があったと言えましょう。


こちらも試合後に3位の表彰式。もう日が陰ってあまりの寒さに、拍手で選手を迎えることが出来ず、そそくさとスタジアムを出てしまいました。マジで寒かったです。携帯電話がうまく使えないくらい指がブルブル。

 今日は節操ないスタイルでの観戦。座布団と手袋ははグランパスの、膝掛けはFC東京、マフラーはバイエルン・ミュンヘン。バイエルンのマフラーをしている少年を見かけました。ジェフやらシュツットガルト(笑)やらそれぞれ贔屓チームグッズでの観戦者も多く存在し、「高校サッカー」の雰囲気を楽しめました。


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